データベースについて
UTFEEP(Database for the University of Tokyo Forests Experimental and Ecological forest Plots)は、東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林(以下、東京大学演習林)の固定試験地(長期森林調査プロット)の試験地情報および測定データに関するデータベースです。
7つの地方演習林を持つ東京大学演習林では、基盤データ整備委員会を設け、研究・教育の基礎となる各種データの継続的収集に努めてきました。そのうちの固定試験地部門の活動として、各地方演習林にて収集保管されてきた固定試験地データをより活用していただくことを目指し、整理のできた試験地情報および調査履歴(各回調査のメタデータ)および測定結果データ、測定に関する資料(調査野帳、図面)をオンライン公開いたします。
ここでいう固定試験地とは、範囲内の樹木(立木)について胸高直径や樹高を中心とする毎木調査を繰り返し行うと定めた区画のことを指します。
現在、7つの地方演習林で約430区の試験地の情報を掲載しています。多くは1970年以降に設置されたものですが、1900年代初期に測定を開始した試験地もあります。多くの試験地では5年から10年おきに測定されています。測定結果データについては、現在、一部のみ登録済みで、公開の準備ができ次第順次公開します。